今回はモチベーションについてです。
本ブログでは勉強法について記事を書いていますが、「そもそも机に向かえない」「やる気が出ない」という人もいるかもしれません。
今回はモチベーションについて焦点を当てて記事を書いて行きます。
目次
プラスのモチベーション
モチベーションの出し方は大きく2つあると考えています。
今回は「プラスから得るモチベーション」についてです。
簡単に言えば「勉強をすることで得ることができる、プラスの体験」注目し、モチベーションを高めることです。
プラスのモチベーション①:目標を達成したときの想像をする
これは、良いことを想像することでやる気を起こす方法です。
例えば、「志望校に入学し、毎日笑顔でキャンパスライフを送っている想像」「成績を上げて、みんなから一目置かれる想像」「合格発表日に大喜びしながら友人や家族に伝える想像」などです。
人間は楽しいもののためなら、面倒くさくても行動するものです。
例えば旅行です。
楽しみな人と行く旅行であれば、たとえ面倒でも念入りに計画を立てたり、準備をしたりしますよね。
それと基本的には同じです。
ただ、志望校の想像をする際の注意点があります。
それは、なるべく具体的に想像することです。
「絶対にその大学」と思えるくらい、「その大学で」楽しんでいる自分を想像しましょう。
「大学のことがわからないから想像できない!」という人は、「オープンキャンパスに行く」「パンフレットを見る」などから始めると良いです。
プラスのモチベーション②:褒美を用意する
「馬の鼻先にニンジンぶら下げる」という言葉がありますが、それと同じで「褒美」を用意することで勉強への意欲を駆り立てます。
これも2つに分けて紹介します。
「結果」に対する褒美
これはテスト結果や受験結果に対する褒美です。
「次回のテストで〇〇点取ったらアレを買う」などと宣言し、それを楽しみに勉強します。
これは自分ではなく、「親」などに宣言すると効果的です。
なぜなら、褒美をもらえるのが「結果が出た後」、つまり、「割と遠くにニンジンをぶら下げている状態」なので、自分自身への宣言では「やっぱりあの宣言はナシにしよう」「結果に関係なく、テスト期間が終わったら買おうかなあ」などと甘くなるからです。
しかし誰かに宣言すると、達成できなかったときやさぼってしまった際に、「褒美が得られない」だけでなく、「その人からの信頼」も同時に失うので、より勉強への意識が高まります。(これは次の、「マイナスから得るモチベーション」の記事で解説します。)
そもそも、結果が出ていないのに自分で何かを買うのは「褒美」ではなく、ただの「買いもの」です。
「過程」に対する褒美
これは勉強時間に対する褒美です。
「あと〇時間勉強したら、アイスを買う」などと宣言し、それを楽しみに勉強をします。
「結果」に対する褒美と違い、こちらは「割と近くにニンジンをぶら下げている状態」です。
「志望校に受かった想像」をしても、その過程をいざ実践すると、当然1日1日の地道な勉強が待っています。
そのような勉強の日々に疲れた時は、この「過程に対する褒美」が有効です。
この「過程に対する褒美」は、毎日のようにやってしまうと金銭的に厳しいですし、何より効果が薄れがるので、気を付けましょう。
最後に
以上が勉強のモチベーションについてです。
次回もモチベーションについての記事になります。
次回は「マイナスのモチベーション」についてです。 今回はマイナスのモチベーションについてです。 プラスのモチベーションは、「勉強をすることで得らることができる、プラスの体験」に注目し、やる気を起こす方法でした。 今回は上記の記事の逆、つまり、「勉強し ...
【勉強のモチベーションについて】マイナスから得るモチベーション