今回は浪人で成績が伸びない人の特徴を書きたいと思います。
私は河合塾の早慶アドバンスコースというところで浪人をしていました。
もちろん全員分の結果を見ることは不可能です。
しかし、合格発表後の時期になると合格した人の名前(場合によっては写真付き)が速報で張り出されます。
また、大学に入ってから「誰がどこに行ったか」を噂で聞いたりしたので、同じクラスの人の進路はだいたいわかったりします。
早慶上智に約50%の人が進学するクラスでしたが、逆に言えば半分以下の人は早慶上智に落ちています。
残念なことに、中にはマーチにも行けない人もいます。
今回は私の浪人時代のクラスの人を見て感じた、浪人しても伸びない人の特徴を書いていきます。
以前記事で、私が浪人した理由・浪人するかしないかの判断基準について書きました。
今回は私がなぜ浪人を選んだかということについて書きたいと思います。 私は1年間浪人をし、3教科の偏差値を8あげることができたので、結果的には成功だったと考えています。 しかし、「浪人するかしないか」と ... 浪人に向いている人について書きたいと思います。 前回私が浪人を決断した理由を書いているので、そちらを読んでからこちらの記事を読むことを推奨します。 目次1 浪人するかしないかの判断基準①:現役時代にや ...
浪人体験記【浪人を決断した理由】
【浪人するかしないか】判断基準3つ
浪人するかどうか迷っている人は、上記の記事と合わせて読んでいただければと思います。
目次
浪人して成績が伸びない人の特徴①:現役時の勉強法を見直さない
もちろん様々な原因で受験に落ちた人がいることは承知しています。
体調を崩して受験に行けなかった人や、雪で試験会場に間に合わなかった人もいるかもしれません。
しかし、基本的には「何かがダメだったから落ちた」訳です。
その「何か」が「勉強法」ではないですか?
「何か」を直さなければいけないのに、浪人時も同じやり方で勉強しているなら、当然失敗に終わる可能性が高いです。
浪人して成績が伸びない人の特徴②:有名予備校に通えば合格すると思っている
これは現役時代に独学で頑張っていた人や、小規模な塾に通っていた人が陥りやすい勘違いです。
そのような人の中には、「自分は大手学習塾に通わなかったから落ちた」という雰囲気の人が多く見られました。
もちろん「大手予備校に通わなかった」のも原因の一つなのかもしれません。
しかし、原因はそれだけでしょうか。
逆に、大手予備校に通っていれば合格できたのでしょうか?
当てはまる人は、もう一度考えてみてください。
浪人して成績が伸びない人の特徴③:講師の言葉を鵜呑みにしている=自分で考えようとしない
ここは難しいところです。
もちろん予備校人は講師、チュータ含め、「経験を積んだプロ」であるため、言うことを聞くことは大事です。
しかし、全てを鵜呑みにしないことも大事だと考えています。
講師やチューターのアドバイスが自分に必要かどうかを考えましょう。
「無理やり自分の講座を取らせようとしてくる講師」や、「夏期講習の授業や冬期講習の授業をやたら取らせようとしてくるチューター」などの言葉はは鵜呑みにしないことが大事です。
浪人して成績が伸びない人の特徴④:授業を切っている人
授業を切っている人は成功していない人が多かったです。
私としても授業を切らないことを勧めます。
まず、浪人している時点で「この教科はできるから」みたいな慢心はやめましょう。
入るクラスを間違っていなければ、1回の授業でいくつかは「知らない知識or曖昧だった知識」がでてくるはずです。
授業内容の90%はもとから知ってても、知らなかった10%が見つかればそれだけで授業に出る価値はあります。
仮に知っていた知識でも、1年間の授業にすべてで手入れば、一通りの見直しできるカリキュラムになっているはずなので、出るべきです。
浪人して成績が伸びない人の特徴⑤:自分のやり方にこだわっている人
②に書いたように、すべてを鵜呑みにしないことは大事です。
しかし、自分のやり方にこだわっている人も失敗しやすいです。
もちろん、自分のやり方で偏差値右肩上がりなら問題ないです。
しかし、伸びていないなら素直にアドバイスを聞きましょう。
そもそも我流でやりたいのであれば、最初から予備校や塾に行くべきではありません。
浪人して成績が伸びない人の特徴【まとめ】
今回は浪人しても成績が伸びない人についてまとめました。
浪人をしようと考えている人や、浪人中の人は1つ1つ自分と照らし合わせて、気を付けてみてください。