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大学受験の勉強で、偏差値が伸びないのは何故?
私は学習塾でアルバイトをしています。
その塾は私が中学の頃にお世話になっていた塾です。
生徒は中学生が100人弱で、高校生も少ないながらいるような塾です。
つまり高校受験がメインなので、ほとんどの子達が高校に合格したタイミングで辞めていきます。
そのような中学生メインの塾ですが、卒業生でもたまに顔を出しに来てくれたり、何人かで遊びに来てくれる子達がいます。
その際に高校での勉強の話になるのですが、偏差値65~70の高校に受かった子達ですら高校の勉強に苦戦し、その場しのぎの勉強をしていることが多いです。
これは原因は2つ考えられます。
大学受験の勉強で偏差値が伸びにくい原因①:中学時代、小~中規模の学習塾で勉強していた
中学時代名の通った塾、予備校で勉強していた人達は、正しい勉強法を知っているのかもしれません。
もしくは、自己流ながら中学時代に勉強法を身に着けた人は、高校でも勉強した分だけ、成績が面白いように上がるはずです。
しかし、私含め、中学時代に地域密着型のの学習塾(上記に書いたような、中1~3生で100名前後、もしくはそれ以下の生徒数)で勉強していた子は勉強法を教わっていない可能性があります。(もしくは勉強法の話はされていたけど、特に成績に問題がないから聞き流していたという可能性もあります。)
あまり悪いことは言いたくないのですが、そのような塾の社員の方は、高校受験に合格させることはできても、大学受験に合格させるような力はありません。
なぜなら一部の優秀な社員を除き、社員自体が高学歴ではない場合が多いからです。
しかし中学レベルの内容ならば、偏差値60前後の高校に通っていた人であれば、十分教えることができてしまいます。
生徒に説明をして、宿題をたくさん出して、それを生徒がやってくれば大半の子は受かります。
つまり、そのような環境下で中学時代勉強していた人は、勉強法を意識したことなど、ほとんどないはずです。
「さぼらず勉強すれば受かる」という考えになっている子が多いです。結果、そのような子達は高校でもやみくもに勉強をするようになります。
大学の受験勉強で偏差値が伸びにくい原因②:高校時代第一志望に合格している
高校受験で落ちた場合、その人はショックで立ち直れない時期もあると思いますが、学校生活が始まり友達もでき、慣れてくると徐々に立ち直ります。
そして、「次は失敗したくない」と考え、失敗した原因を分析したり、早めの準備をしたりします。
この場合は勉強法を改善できる場合もあります。
それに対し、私も少し当てはまるのですが、高校受験で第一志望に合格すると、(特に上位で合格すると、)「以外と勉強って、やればすぐできるな」と勘違いしてしまいます。
その結果、「偏差値が高い高校でさぼらず勉強すれば、良い大学に受かる」という間違った考えを持ってしまいます。
その結果勉強時間は確保できても、そのままの勉強法のため成績が上がらないことが多いです。
大学受験の勉強で偏差値が伸びにくい原因③:高校の勉強では、自分でやるべき作業が増える
これは例えば英単語です。
中学生の頃は覚える英単語の数が少ない故に、テスト期間に勉強をするだけでもさほど困りません。
というより、数が少ないので授業で何回も出てくるので自然に覚えます。
しかし、高校は1度出てきた英単語が次回以降授業で登場する確率は低いです。
また、授業スピードが上がるため、英単語は基本的に生徒に単語帳を配って「覚えてきてね」というような状態になります。
この、「単語を覚える」という作業が中学時代はあまりないはずです。
中学でも暗記科目はやってきたと思いますが、社会の語句などは書いて覚えていたと思うので、英単語は社会などの語句暗記とは別物です。
これは古文単語にも同様のことが言えます。
古文単語など、中学ではほんの少し覚える程度のはずですが、高校では300個ほどの暗記が必要です。
では、どうすれば暗記ができるの?というのは別の記事として単語の暗記の仕方を書いているので、参照にしてみてください。
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大学受験の勉強で偏差値が伸びにくい原因【まとめ】
早慶の付属高校や筑駒など、有名私立高校を除けば、高校受験の倍率はそこまで高くありません。
特に県立高校の場合、偏差値65~70の人気な学校でも倍率2倍すらいかないことが多いです。
そのような倍率2倍以下の高校受験は塾の先生に言われた通りに宿題をやっていれば多くの人が受かりますが、大学受験は先生言われたことをこなすだけでは受かりません。
では「どうやって勉強すればよいのか?」それをこのサイトでは細かく書いていきますので、別記事も是非読んでください。
何から手をつければいいかわからない!という人は、まずは英単語の暗記から始めることをお勧めします。
英語は文系も理系も必須科目ですので、早めに勉強を始めておきましょう!
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